日本ビール検定合格

ちょっと視点を変えて精進しました。
始まり  平成24年、ある日突然、同じ職場の人が「日本ビール検定というのが始まるらしい」とパンフレットを持ってきました。
 こんな検定があるんだ、内容は?等と結構いい話題になりました。

 申し込みと勉強    通常なら「へぇ〜」で終わってしまうところですが、「受けてみるか」と、職場の仲間を誘って受験申し込みを行いました。
 誰かが申し込みを行うと「本当に行くの?」と他の人も申し込み、しかし3人で終わりました。
 何せ第一回目の試験のため、既出問題がありません、試験実施機関から公式テキストが発行されていることがわかりましたので、書店で探しますが、見つかりません。
 それではといつものAmazonで見つけて発注しますが、お届けに1ヶ月という表示。
 試験までは2ヶ月ありますので、まぁ気長に待つかと思っていましたら、2週間ほど経過したある日にAmazonから発送のメールが届きました。

 テキストの内容を見ると幅が広く、付いている演習問題をこなしてみますが、結構難しく、気合いが入ります。
 それまで受験していた資格試験は不合格続きで、いわゆるスランプ状態でしたので、気分転換もありました。
 テキストはビールの醸造方法、歴史と続き、奥深いため、憶えたことをすぐに忘れてしまいます。

 自宅で勉強すると、家族から冷やかされますので、職場で毎日昼休みに憶え、たまに一緒に受ける仲間に問題を出し、お互いを牽制し合います。
 そして、勉強だという名目で飲みに行くのもいいものでした。

 受験   そうこうしているうちに試験当日がやってきました。
 試験会場は小田急線千歳船橋駅からバスで10分ほどと少し不便な東京農業大学。
 一緒に受ける人たちと駅で待ち合わせますが、当日はあいにくの大雨。 当然この受験のため混雑した蒸し暑いバスに揺られて会場入りしました。
 東京会場は何と受験者が多いこと、みんなどこで知って受けに来ているのだろうと思うほどの教室の多さに驚きました。
 第一回の試験ということで、報道も入り、ひょっとしてニュースで映るかもと期待しつつ、気持ちを試験に向けます。
 問題は100問、試験時間は60分ですので、30秒ほどで1問を回答しなければなりませんので考えている暇はありません。
 サービス問題で時間を短縮させて時間内に回答を終了させました。

 反省検討会   試験が終わってやれやれ、3人であーたこーだ言いながら、折角のビール検定ですので、新宿まで戻り、ビアホールで反省検討会を行いました。
 するとやはり、隣のテービルも受験者のグループ、問題を見ながら反省していました。
 まぁ、こういったことが良いもので、いい経験にもなりました。

 結果   合格発表はネットには出ずに、通知書の送付のみ。
 1ヶ月後にネットで結果通知を発送しましたとのみ掲載されましたので今日か明日かとワクワクしていると、家族からのメールで、大きな封筒が届いたとのこと。
 これは期待できると帰宅して開いてみると合格証書が入っていました。

 自慢のタネ   合格証書はいいものですが、どうせなら見せびらかしたいもの。
 希望者には携帯できる合格証を何と有料でくれるということですので、申し込みました。

 感想   職場の仲間でワイワイ言いながら勉強して受験したのはいいものでした。
 事前の呑み学習や終わってからの反省会。
 なんといっても憶えた知識は無駄にはならず、飲み会の席では蘊蓄を語れます。
 そして久々の合格通知は自信につながりましたので、以後の資格試験も好成績になりました。

 継続   転勤してかつての仲間とは離れてしまいましたが、大阪が近いことから、今年は2級を受けようと申し込みました。
 1人で受験ですが、結果はどうであれ、また少し動き始めました。



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